クリスマスイブの夜







日付の変わる、少し前。

外は雪が深々と降り積もり、不思議な静けさの中、
暖炉の前には小さなクリスマスツリーがふたつ並んでいました。

手には、プレゼントをもらうための赤い靴下。



おや、なんだかヒソヒソ内緒話をしているようです・・・・



















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「明日の朝が楽しみだなぁ・・・」

「お願い事の手紙、ちゃんと書いたから大丈夫だよ」
















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「もらうまでは秘密ね!でもね、とっても素敵なものよ!」

「パパとママはもう寝てるんだから、あんまり大きな声出しちゃいけないんだよ。
サンタさんは大人が起きてるときてくれないって、読んだ本に書いてあったじゃないか」

「そうね、レン。だけどもね、本当に楽しみで仕方ないの。リン、眠くなんかないわ!」














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「ねぇレン、サンタさんがすぐにプレゼントを入れられるように、靴下をここにかけましょう」

「うん。こっちがリンで、こっちが僕だね」














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「暖炉からわかりやすい場所にかけておけば、大丈夫」

「うん、きっと大助かりさ」

「ねぇレン、明日起きたら、真っ先にプレゼントを見せてもいい?」

「僕も、今言おうと思ってた。僕のプレゼントも、リンに見てほしいんだ」











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「約束よ。お日様より先に、レンの笑顔を見せてくれるって」

「約束する。もちろんだよ」
















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ふたりの幸せな笑い声は、それからもう少し遅くまで響いていました。

サンタさんのところに届いた手紙には、実は、こんなお願いが書いてありました。







『サンタさんへ レンが欲しがってたブリキの車をください  リンより』



『サンタさんへ リンが好きなクマのぬいぐるみをください  レンより』









約束通りの朝がくるまであともう少し。

笑顔はまだ、夢の中。









【アドレサンス】

リン:ゆず李 レン:沖田鈴

写真:香月さん





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by tbsuuuuu | 2014-12-25 00:15 | 写真   ◆WEB拍手◆

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